折花の基礎をしっかりと学ぶ

私は着付師・着付け講師をしています。着付けも同じで基礎はとても大事です。基本的なことは初めに正しく身につけておくことでその後大きく展開させられるようになることをよく知っています。

 

折花も基礎は大事と心して参加しました。お教室に通う前に自己流で始めてしまっていましたので、変な癖がつく前に出来るだけ早くご指導を受けたいと願っていました。運良く2018年暮れの12月29日よりに受講できることとなりとても嬉しかったです。

 

変な癖がつく前にとの願いは虚しく、お教室に通う前に沢山作っていたため既に癖はついてしまっていました。ハサミの持ち方、カットの方法の癖を直すという余計なことまで必要となってしまいましたが、理屈が分かればそれに従うのみですので、じきに癖は直りました。

お道具箱のクラフト用ハサミと折花練習用紙

折花教室●初回セット購入品

写真のケースの中はクラフト用のハサミと折花用の紙が入っていました。1単位の受講で100枚の折花用の紙を頂けます。私は午前と午後の受講でしたので100枚の束がふたつで200枚入っています。紙は折花に適した紙&大きさとなっています。

 

私はお教室に通う前に購入したハサミと紙は、この日に先生が用意してくださっていたハサミと紙と同じ物でした。セットの中を手にしたとき、ドンピシャリ!のハサミと紙であったことに安堵いたしました。間違いなくしっかりと見抜き既に手にすることが出来ていたこと、我ながらよく頑張りました。
心の中で小さく拍手しました(笑)


先ずは三角折の練習

折花教室●基本の三角折り

辺と辺を、角と角をしっかりと合わせた綺麗な折りが折花には必要とされます。ハサミを入れるところは全て8枚重なっていますので、折りが綺麗でないとずれが生じてしまいます。綺麗に折っていてもハサミの入れ方でずれが生じてしまうこともあります。とても繊細ですから神経を遣いながらの折花作りとなります。

 

私は昔から折り紙が大好きで、小学生の頃から辺と辺、角と角をキッチリ綺麗に合わせて折り進めないと気持ちが悪く、まただれよりも綺麗に折り上げたいという気持ちもありましたので、その頃から注意しながら丁寧に折っていました。ですからこの三角折りの大切さはとてもよく理解できました。

 

ただ、折り紙のようにはすんなり進められません。折り紙と折花用の紙では厚みが全然違います。また、紙には縦目と横目があり折りやすい方向が決まっていまして、小さな紙の場合特に目の影響を受けることになります。ココを理解することとその目を上手に操っていくことが大事なのだと実感しました。

 

頂いた100枚、200枚の紙を折っていくことで徐々に指先で理解していきます。三角折りを早く上手に折れるようになることが折花を作り上げるために必要な第一歩となります。